夏休みの勉強計画を立ててみようと思う – MOOCで英語漬けの自主夏合宿
大学生の夏休み
大学生活は人生の夏休みという人もいるみたいだが,大学生活の夏休みは人生の夏休みの中でも正真正銘の夏休み,何をするにも自由な期間である.特に理系大学生は大学の講義がある学期中は課題やレポート,試験勉強等で忙しく,夏休みが唯一大学生らしい日々を過ごすことのできる期間だという人も多いのではないだろうか.
私もその一人で,夏休みが始まったばかりの今は夜更かしして好きな時間に起きるという生活を送って夏休みが始まったことを噛み締めている最中だ.
しかしずっとこんな調子ではまずいので,そろそろ活動を始めていきたいところ.
冒頭で述べたように学期中は大学生活が忙しかったため,特に容量が悪く色々なことを同時にやることが苦手な私にとって夏休みはやりたいことに熱中できる貴重な期間だ.さらに現在大学3年生の私は後期から研究室に配属され,さらに就職 or 大学院進学が控えているため,この夏休みが好きなことができる事実上最後の長期休みと言っていいだろう.
この期間を無駄にしないため,この夏休みではきちんと計画を立てて過ごしたい.この記事では,学期中に取り組めなかった自主的な勉強,特に英語学習とオンラインコースでの勉強の計画について記事にしていこうと思う.
くれぐれも夏休み明けに「あれ,夏休みの記憶がない…」とか,「寝て起きてネットサーフィンしてたら夏休み終わっててワロタwww」とならないように…うっ,去年の夏休みを思い出して頭が…
英語の勉強
私には将来海外で研究者やエンジニアとして働き,お給料をたくさんもらって楽しいことをやりたいという野望がある.そのためは英語を話せるようになる必要があり,英語の勉強は普段から行っている.夏休みは時間がたっぷりあり英語学習に没頭するには最適だ.
この夏休みでは,ただ漠然とした勉強にならないように9月のTOEICに申し込んでみた.英語を話せるようになっているかをチェックするにはTOEICよりTOEFLやIELTSのほうが向いているとは思うが,これらの試験は受験料が高く,まだ私には難易度が高いと思うため今回は気軽に受けられるTOEICに申し込んだ.TOEICのスコアは就職や国内の大学院受験に使えるのが良いポイント.
英語の勉強として具体的には今は発音を固めて日本語経由ではなく直接英語を理解できるようなトレーニングに取り組んでいる.これは図書館で偶然見つけた「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」という本に沿った勉強法に沿って行っているもので,今は一枚のCDをまるまる音読するというステップに取り組んでいる.夏休みの最初の2週間ほどでこのステップをやりきるのが目標だ.
数学や物理学の復習と英語学習のハイブリッド勉強法 – MOOCでアメリカの大学の講義を受ける
先程の勉強と同時進行でアメリカの大学の講義をオンラインで受講できるMOOCでの勉強に取り掛かっていて,夏休みでは合宿のように集中的に取り組みたいと思っている.
今はMITの “Single Variable Calculus” を受講している.
朝の通学時間はMITのOCWの動画を見るようにしたのだが、これをやると朝のうちに窒息するほど意識を高めて一日を始めることができる pic.twitter.com/4sriABg1OF
— 緒白ヒロ (@oscillohiro) 2018年7月17日
これはMITのフレッシュマンが受ける1変数の微分積分学の講義で,当然ながら授業はすべて英語で行われる.天下のMITと言ってもこの講義の内容は難しくなく,特に始めの内容は日本の高校で習う数学Ⅲの内容なので,興味のある人はMITという名前や英語にビビらず受けてみてほしい.すべて無料で,テキストもある.
なぜアメリカの大学のオンラインコースを受けるのかというと,数式の英語での読み方を覚えられる,大学1年生のときの基礎的な講義を受けることで忘れかけていた内容を復習できるという複合的なメリットがあるからである.一度日本語で勉強したことがある内容なので,英語でも驚くほど内容がスッと入ってくるし,我ながらいい勉強法だと思う.
夏休みではまずSingle Variable Calculus を終わらせて,次に同じMIT OCWで力学や多変数関数の微積分,電磁気学,線形代数,微分方程式あたりにガンガン進んでいきたいと思う.復習で英語に慣れてきたら熱力学やCourseraのMachine Learningなど日本語で勉強したことがない科目の講義や洋書にもいずれチャレンジしてみたいと目論んでいる.
まとめ
今度の夏休みは,夏休み明けの9月に英語漬けの夏休みだったと言えるくらい英語にどっぷり浸かって体に染み込ませる夏休みにしたい.自由な時間というものは持て余しがちではあるが,後悔のないように活かしていきたいと思う.
実験レポートがつらい – 手書きレポートの愚痴と考えてみたこと
実験レポートがつらい – 手書きレポートの愚痴と考えてみたこと
久しぶりのブログ更新になります。春休み中に始めたこのブログ、春休み中は更新できていたのですが、大学の学期が始まってからブログを書く時間が全く取れなくなってしまいました。
ブログを更新できなくなった理由は、ズバリ実験レポートが大変すぎる!から。学生実験についてのブログ記事はあまり見かけないような気がするので、一人の工学部生の悲鳴の記録として記事にしてみようと思います。
学生実験とは?
僕は私立大学の工学部電気電子工学科に所属しています。僕の学科では各学期に学生実験があり、これらは必修科目のため卒業するには全員が受ける必要がある。
実験の内容は電子回路やデジタル回路を組んでオシロスコープで電圧波形を観察したり、トランジスタの電流電圧特性を調べたり、コンピュータ上で電子回路のシミュレーションを行って理解を深めたり、モーターの制御を行ったり...といったもので、教科書で学んだことを手を動かしながら4時間ほどで行う。
実験自体は回路を組んで測定して理論で学んだ現象を観察したりと、楽しいものが多い。実験をただ行うだけなら楽しかったまたやりたい!で終わることができる。
が、しかし、学生実験は、授業時間中の実験とその報告書の提出をもって初めて単位が認定される。実験をただやるだけではダメで、この報告書の提出が必須。
工学部の学生や学生だった方ならわかると思いますが、この報告書の提出、レポートがとにかくキツい。
なぜキツいか。このレポート、(僕の所属する学科の場合)隔週で30枚近いレポートを”手書きで”出さなければならないのです。
この期間でこの枚数のレポートを手書きで書くのは非常に大変。僕の所属する学科だけが手書きレポートなんて書かされているのかと思いましたが、どうやら学生実験レポートが手書きなのは僕の大学だけではないようです…
とにかく時間がかかる
手書きレポートは発狂しそうになるほど時間がかかります。提出日前日の夜に徹夜しているときはあまりのつらさに人生とは何かと自身に問い始めたり、ひどいときは泣きそうになったり(ガチ)と、完全に虚無状態に。提出日が月曜日だと、こんな感じで土日を最悪な気分で過ごすことになり、楽しい週末が地獄と化します。
これでは女の子とデートに行く時間すらない(レポートがなかったらデートに行くのかとは聞かないで)。休日返上のおかげでブラック企業耐性がめきめきと育っていく。
僕の大学はレベルの高い大学というわけではないんですが、就職はいいみたいです。卒業生はみなこのレポートを乗り越えてきたはずなので、このレポートで鍛えられるというのもあるのかもしれません。
週末に実験レポートを書くの、本当に気が滅入りますよ、マジで。良い子のみんなは早めにやろうね(これができたら苦労しない)
作業ばかりに時間がかかって考察に時間が割けない
実験データを処理して得られたグラフから考察をするのが報告書の作成において最も重要なパートであるといってもいいだろう。
しかし手書きにより回路図や膨大な文字を書くのに時間がとられ、どうしても肝心の考察が薄くなってしまう。これではまさに本末転倒である。
「そんなに多いならもっと早くからやっとけ」-「ぼくたちはね、レポートだけやってればいいわけじゃあないんだよ。」
実験はあくまでも科目のひとつ。土日まるまるレポート書きに消費したって取得する単位は他と同じ2単位である。これは完全に割りに合っていない。おかしい。せめて4単位はくれてもいいだろう。
そんな実験レポート以外にも、難しい専門科目が待ち受けており、それらの試験対策もしなければならない。工学部生に安息の日々はない。
こんなに頑張って書いてもたいしたフィードバックをもらえない
徹夜をして必死で書き上げた20〜30枚近いレポート。晴れて提出を終え、先生のチェックを受け返却される。ところが、数箇所修正を指摘されただけで思いのほかあっさりと返却されてしまう。僕のレポートの出来が良いのを置いといても(オイ)、これだけ時間をかけて書いたのだから、もう少しアドバイスなどのフィードバックがほしい。先生も忙しいだろうし簡単なことではないだろうが。
余談だが、このレポートは返却されない。パソコンで作成したならデータは自分のところにあるので手元に残るが、手書きレポートは原本のみなので提出してしまったら手元に何も残らない。苦しみながら書いたレポートは、もはや我が子のようなもの。それを平気で取り上げるなんて、こんなことが許されていいのだろうか。
悪いことばかりではない…かも
手書きなのは、体で覚えろ、みたいにある種計算ドリルのようなトレーニングとしての勉強という側面があるからなのかもしれない。
手書きだと、気のせいかもしれないが記憶によく定着しやすい気がする。これは誰にでも共通することかはわからないが、いわゆる理系科目の勉強、数式処理や計算が絡む勉強は、紙とペンを使ったほうが知識として定着しやすいという経験がある。
学生実験は、すでにわかっていることを実験を通して理解を深めることが目的で、研究と違って新たな知見を対外的に発表するわけではない。
なので、実験以外の他の科目と同じようにインプットとして行う勉強と考えれば、大変だけども記憶に定着しやすい手書きも悪くないのかもしれない。トレーニングライクな勉強としてなら、体で覚えろ精神の根性手書きレポートにも教育的な効果があるのかもしれない。
…あるのかもしれないが、やっぱりやりたくはない。
スキルが身につかない - 将来役に立つの?明後日の方向に頑張っている感
僕の大学で2年生のときにやった学生実験の手書きレポートでは、実験データをグラフにするときはテンプレートや自在定規という道具を使ってグラフを書く。
2年生の終わりごろには、このテンプレートを用いて素早く黒丸をグラフ用紙に打つことができるようになり、雲形定規を用いて最小二乗法にも劣らない曲線を書けるようにもなった。
…なったが、このスキル、一体どこで役に立つのだろうか…上で述べたような作業は今やExcelを使えばあっという間にできる。
以前教授に手書きグラフについて聞いたことがあるのだが、昔は論文のグラフも手書きで書いていたらしい。とはいえ、今や一人一台以上コンピュータを持つ時代だ。手書きではどんなに頑張っても図の綺麗さや見やすさはコンピュータで作成したものよりも劣るし、手書きのグラフを書かなければならなくなる状況って、おそらくこれから先ほとんどないと思う。
だったら、学部生の早いうちからコンピュータでデータ処理をしたり図を作成したり、貴重な学部生のうちの時間をこれから役に立つスキルを磨くのに使いたい。
先ほど述べたように、テンプレートや自在定規を使ってグラフを書くのは感覚をつかみやすかったり正しいグラフの書き方を覚えられたりと全く無駄とは思わないけど、書くのが大変なわりに実用性に乏しい…
将来やることになる研究活動では、おそらく論文や発表資料はコンピュータで作成することになるはず。そのためには研究が始まる前の学部生のうちにWordやPowerPointなどのOfficeやLaTeXといったソフトウェアやツールの使い方には習熟しておきたい…それなのに、その練習であるとも言える実験レポートは手書きである。こんなことをやっていていいのかという焦りがつのる。
このスキルが身につかないのではという焦りが実際一番深刻だと思っている。多くのリソースを割いて、身につくのは将来使うかもわからない手書きレポートの書き方…
アメリカや中国の学生たちはレポートはどうしているのか。さすがに手書きレポートは書いてないだろうなあ。僕は大学院進学を考えているのだが、彼らとまともに勝負できるのか不安になってきた…
まとめ
学生実験のレポートに苦しめられ、いろいろ考えることができたのは不幸中の幸いかもしれない。
大学のカリキュラムの中には、ときに時間が奪われているとさえ思うような、これはどうなんだ?みたいなものも数多くある。
僕の場合、大学の成績は研究室配属や学費免除等の奨学金に関わってくるためあからさまに手を抜いたりはできないのだが、大学での課題や勉強をがんばるというよりも、大学での講義や課題とはほどほどにうまく付き合い、あくまでペースメーカーとして利用するくらいがちょうどいいのではないかと思う。
大学を卒業することも大事なことではあるが、より本質的なことは、大学へ行くことで自分が何を得るのか、ということだと思う。もしこの記事を大学初年度の学生や高校生が見ていたらこのことを意識して大学生活を送ってほしい。
最後に、この記事を検索して見つけた方はレポートに押しつぶされそうになっているのかもしれない。僕はそんなときTwitterで「レポート つらい」というワードで検索し仲間を見つけて勇気をもらった。
この記事を読んだのも何かの縁、レポートに苦しめられた同期として僕はあなたに心からエールを送りたい。
おまけ レポート武勇伝
徹夜でレポートを書き上げた次の日、親指が筋肉痛
映画「ブラック・パンサー」で登場したある日本車がカッコよかったという話
映画「ブラックパンサー」で登場したある日本車がカッコよかったという話
先日、映画「ブラックパンサー」を鑑賞してきました。
映画そのものも楽しめるものでしたが、この記事では劇中で登場したとある日本車がカッコよかったという話をしたいと思います。
レクサス、めちゃくちゃカッコええ!!!
LEXUSは劇中のとあるカーチェイスシーンで登場します。予告トレーラーにちらっと映っているシーンなのですが、予告では車種がはっきりわからないようになっています(詳しい方はわかるかもしれませんが)。
ここのLEXUSがとってもクールだった。車種は調べてみるとLC500という車種のようです。お値段は1300万円ほどらしい…
画像出典:
夜のシーンにとても映えるデザインですね。将来こんな車が買えるくらいリッチになりたいものだ。
ちなみにこんな見出しで記事を書いておいてアレですが、僕は自動車には詳しくありません…(運転免許も持ってない)
だけどやっぱりひとりの男なので、詳しくはないですがロマンあふれるスポーツカーやハイテクカーは大好物です。あとテスラや日産が作っている電気自動車も好きです。電気電子工学科だしね!
このシーンの舞台は韓国なのですが、特にストーリー上ここのシーンの舞台が韓国である必要性はなさそうな気もするので、せっかくの日本車を使ったシーンなら東京とかでも良かったんじゃないかとも思いますが、まあプロモーションとかいろいろ事情があるのでしょうね。
ちなみにブラック・パンサーと同じ世界観である映画「アベンジャーズ・エイジオブウルトロン」でも韓国が舞台になっています。MCU*1に関しては日本と韓国では韓国のほうがよく登場しますね。
あと気になったこと。ブラック・パンサーの舞台である超科学国家「ワカンダ」は宇宙から隕石として飛来してきた、自国でのみ産出される特殊鉱石「ヴィブラニウム」を用いた独自のテクノロジーで発展してきたという設定ですが、自動車は日本車を使うんですね…
まあこれは一から作るより出来上がったものをハックするほうが合理的だという判断かもしれません。
MCUの他の映画では、映画「アイアンマン」シリーズにおいて、アイアンマンことトニー・スタークの愛車としてアウディR8が登場します。今回のブラック・パンサーでのLEXUSも含め、MCUではヒーロー御用達の車としていろんな高級車が登場するのもひとつの醍醐味です。MCUはまだまだ新作映画が待っているので、どんな車が登場するのか楽しみです。
ブラックパンサーは単体でも楽しめる映画なので、クールなLEXUSが登場するカーアクションをみたいという方はぜひ劇場へ!*2
やる気ゲージ
やる気ゲージ
みなさんはがんばっていることや努力していることはありますか?
僕は10人中8,9人が「無理だろ」というような目標があり、それに向かって奮闘中です。
しかしその目標と今の自分とのあまりのギャップの大きさに途方に暮れ何も手につかなくなってしまうことがたびたびあります。これは数ヶ月程度の周期的にやってくる厄介な症状で、数日前までそのような精神状態でした。
しかし、今日気づいたらやる気が復活し気分が上向きになっていることに気づいたので、どうやって気分を持ち直したのか考えの整理を兼ねて書いておこうと思います
よく寝た
たっぷり寝ました。僕は今春休みの真っ最中なので、大学の学期中と比べ寝る時間がたくさんあります。1限に出席するため朝早くから大学へ行く必要もないので気の済むまで寝てられます。徹夜レポートとかいう生きる気力がゴリゴリ削られるブラック作業もしなくていい。最高。
とは言えもう春休みも終盤なのでありがたみは薄れてきた。身体が徹夜レポートを欲している…(嘘です)
やる気ゲージは時間とともに回復する
僕は課題や勉強に取り組むやる気やモチベーションの度合いを“やる気ゲージ”と呼んでいます。モチベーションが高まってやる気ゲージがMAXまでロードされたときは勉強に熱中して学習が捗るし、逆に嫌なことが続くとやる気ゲージは0になって何も手につかなくなります。やる気ゲージはいつもMAXの7割8割くらいに保っているのが理想的ですが、ネガティブな方向に考え込む性格のため乱高下しています。
まあ、俗に言うメンヘラですね…
そんなやる気ゲージですが、これはゼロになっても時間とともに自然回復するシロモノなんですよね。明けない夜はない、と言いますか、健康に過ごしていればいずれ回復してくる。
このことを自覚できるようになったのは大きな収穫ですね。これから先何もやりたくなくなることは何度もあるだろうけど、その対処法を人生のそこそこ早い段階で知ることができた。
…まあこの自然回復がなくなったときはいよいよヤバいでしょうね。一度壊れたものは簡単には直らない。
つらくなったらとりあえずゆっくり休もう
考え込むのをやめ、すべてを忘れ、そしてひたすら休む。そうすれば、その間にやる気は自然にふつふつと湧いてくる。
僕は今大学生の長期休暇中なのでひたすら休むことができるけど、仕事などで忙しい人にはそんな時間はないという人もいるかもしれない。
そういうときは、何もしないようにするのは無理でも、例えば日々継続している英語学習を一週間休むとか、そういったがんばっていることをパッタリやめてみる。生きていくのに必要なことだけやるようにする。
つらい気分で一週間続けるよりも、じっくり休んで次の一週間でやる気がロードされた状態でやるほうがいい。
英語学習のように継続が大事なものは、パッタリやめてしまうと元も子もない。一週間休んでも、その後長い間続けることが一番大事だと思うからだ。夢や目標なんてものは健康な心身あってのことだしね。
最近モチベーションが下がり気味だという人に少しでも参考になれば幸いです。「こんなことお前ごときに言われなくても知っとるわ!」という人ゴメンなさい。ただの学生が偉そうにしてスミマセン。休むことの重要さに改めて気づくことができた、という記事でした。
春休み前半でやったことと残りの春休みでやりたいことまとめ
春休み満喫中の
です。
私の大学は2月、3月いっぱいが春休み。まるまる二ヶ月も休みがあるのだが、今日はもう3月の12日なので半分以上が過ぎてしまった。やりたいことは山ほどあるのだが休みはあとひと月もないので取捨選択をせねばならない。
なので、この記事では自分のやりたいことの整理も兼ねて、現在大学2年の工学部の学生が春休みにやりたいことと、残りの春休みでやりたいことについて書いていこうと思う。一人の大学生が春休みにどんなことをしようとしているか、参考にどうぞ。
春休み前半でやったことと残りの春休みでやりたいことまとめ
春休み前半でやったこと
MacBook Pro 購入
MacBook Pro 13インチ Touch Barなし 2017モデルを購入しました。
今まで高校一年生のときに買ったWindowsの自作PCを使っていたので、人生初Macかつ人生初ノートPCです。
Macはずっと前から欲しかったのでとにかく最高です。アルミニウムのユニボディとフォントを含むMac OSのUIが美しすぎる。久しぶりにWindows 7触ったらフォント汚すぎて吐いた。もしWordとかの互換の問題がなくなったらたぶんWindowsは使わなくなると思う。
春休みに入ってすぐに購入したので使い始めて一ヶ月ほど経つのですが、MacOSの流儀やトラックパッドの扱いに慣れてだいぶ身体に馴染んできました。この調子でもっと使いこなせるようになりたい。
またノートPCを手にしたことで私の人生の重要な営みであるネットサーフィンが捗りすぎて廃人になりそうです。捗りすぎて春休みやりたいことのいくつかが消し飛びました。
とまあ、これからこいつを使って大学生活が充実していくことは間違いないです。買ってよかった。とりあえずスタバいってターミナルとテキストエディタ開いてドヤってきます()
Pythonの勉強
Pythonの勉強をはじめました。理由は、Mathematicaのような数式処理や実験データのグラフ処理などができるようにするためです。素直にMathematica使えばいいんですが、Mathematicaはかなりお高いソフトウェアだし、Pythonでできるようになればプログラミングの知識もつくと思ったからです。最近流行りの機械学習とかもPythonを使うことが多いみたいだしその基礎にもなるかなと。
初めは「みんなのPython」という書籍を使って勉強を進めていたのですが、この本はPythonの仕様を説明していくような内容になっていました。私がまずやりたいのはMathematicaライクな数値計算なので、いったんこの本を離れてPythonで数学をやることに特化して勉強を進めていこうと思います。
映画鑑賞
大学生の春休みは課題もなく時間もたっぷりあるので映画鑑賞に最適です。
Star Trekシリーズを観ました。宇宙好きからの評価が高く、以前から観てみたいと思っていたのになかなか観てなかったのですがついに鑑賞。めちゃくちゃ面白かったです。3作ともあっという間に観終えてしまいました。僕も宇宙が好きなのですがその評判どおりでした。現在(2018/03/12)Amazon Primeビデオでみることができます。
残りの春休みでやりたいこと
量子力学の勉強
大学の講義がある学期中は、履修している講義の勉強に手一杯になってしまうので、春休みのような長期休暇中は大学でやる勉強以外のものに手を出したいところ。
私は高校物理の原子分野が好きで、今のところ電子工学、半導体分野に興味があるので量子力学の勉強はしっかりやっておきたい。
しかし僕の通う大学では、量子力学の講義はサラッと扱うのみで量子力学自体を扱う講義がない。電子工学系の他大学のシラバスを見ると量子力学の講義がしっかり存在する大学が多いので自分でフォローしておく必要がある。
来年から半導体分野の専門科目もあるので、この春休み中にしっかり勉強しておきたいと思います。
Arduinoをはじめる
工学部電気電子工学科というと、電子工作を嗜みマイコンをイジルのなんてお手の物みたいなイメージがもしかしたらあるかもしれない。しかし私は電気電子工学科の大学2年生だが人生で一度もマイコンというものに触ったことがない。3、4年でもマイコンを使うことはなさそうなのだが、果たしてこれで電気電子工学科卒業を名乗っていいのだろうか…ちょっとくらいはかじっておかなきゃ…
ということで、手軽に遊べそうなArduinoで遊んでみようと思います。あと焦りだけじゃなくて単純に興味があります。モーター制御とかやってみたい。
Arduinoをはじめよう 第3版 (Make:PROJECTS)
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LaTeXにトライ
論文はなにやらTeXなるもので書くことが多いらしい。だけどTeXなんてものは人生で一度も使ったことがない。まだ研究室に入っていないし論文を書くのはまだ先なので焦る必要はそんなにないと思うのだが、単純に興味があるし春休み中にどんな感じなのか掴んでおきたい。「LaTeX2ε美文書作成入門」という書籍を図書館で借りてきたので頑張りたい。
まとめ
計画どおりにいかないことは世の常だが、楽しんでやっていきたい。
電気電子工学科新入生のためのおすすめの関数電卓と簡単な選び方
今年大学に合格された方、合格おめでとうございます!!
大学入試を終えた今、大学入学への期待が高まりつつあるころではないでしょうか。
大学の準備を早めに済ませておこうという準備の良い方もいるのではないでしょうか?
この記事では、電気電子工学科に入学する新入生へ向けて、大学で使用する関数電卓の選び方について知っておくとためになることをシェアしていきたいと思います!
電気電子工学科でなくても、大学一年目に物理学実験や物理学の講義がある人にも参考になる部分もあると思うので、よかったら見ていってね!
関数電卓の選び方の前に、関数電卓ってなんぞや?といった人のために少々関数電卓についてのうんちくを書いておこうと思います。関数電卓の選び方だけわかればいいと言う人は飛ばしてください。もし春休み暇な人は暇つぶしがてら読んでみてください。
ちなみに私は関数電卓を使いこなせるわけではありません。が、電気電子工学科の講義は乗り切れたのでそういったふつうの学生からの実感アドバイスとして読んでみてください。
関数電卓とは?どこで使うの?
関数電卓は主に科学、工学に関わる機能を備えた電卓で、工学部の勉強では計算に電卓を使う。
上の図のように、sinやlogなど、普通の電卓にはないボタンがある。
高校での勉強では電卓は使えず、計算は主に筆算でやっていましたよね?計算が遅かった私にとってこれはとてもつらかった…
計算が早くないけど電気電子工学科でやっていけるかな…と一抹の不安を抱いている人もいるかもしれない…
そんな君に朗報だ。
大学の講義では計算はほぼ関数電卓を用いて行い、多くの場合小テストや期末試験でも電卓を使うことができる(大学によると思うけど、使えるところが多いはず)。なぜなら、工学では現実の世界で使うモノを作るために数学を用いるので、おのずと筆算では求められない計算が要求されるから。
具体的な例を挙げると、高校までのようなきれいな三角関数の値(sin30°など)だけとは限らず、sin31°の値を求める必要があるかもしれない。
三平方の定理は中学からおなじみのものだけど、物理学や電気工学など、理工学の分野ではほんとうによく使う。この辺の値も1:2:√3といった辺の比をもつ直角三角形だけがでてくるとは限らないし、ルートを開いて具体的な数値を求める必要がある。
特に電気電子工学科は工学部の学科の中でも電卓をよく使うほうなんじゃないかな。
高校までの物理や数学では、文字式まで求めて具体的な数値を求めることはほとんどなかったと思う。
だけど大学での物理学や工学では電卓を叩いて具体的な数値を出す。具体的な数値を出すと、その値が物理的にもっともらしい値かどうかがわかる。
例えば、自動車のスピードを求めたら1000km/hになったり0.1km/hになったりしたらおかしい、計算が間違っている、といったことがわかり、これを繰り返していくうちに常識的な値の感覚が身につくようになるのだ。
私はまだ工学部二年生のぺーぺーなので自信を持って言えるわけじゃないけど、具体的な数値を求めさせる理由はこのへんにあるんじゃないかと思う。
電気電子工学科で必要な機能
電気電子工学科では関数電卓の基本的な機能に加え、よく使うモードがある。それが複素数計算機能。まあこの機能がなくても計算はできるはできるのだけど、非常に煩雑になってしまって試験時間内に問題が解き終わらないといったことが起きる。関数電卓を選ぶときは複素数計算機能が付いているかよくチェックしよう。
こういった分母の有理化が一瞬でできる。便利。電気回路でよく使うことになる。
はじめての関数電卓の選び方
さて、ここまで冗長になってしまったが、関数電卓の選び方について見ていこう。
関数電卓を販売しているメーカーは、おもにカシオ、キヤノン、シャープなどなどがあるけど、私はカシオがおすすめ。ラインナップが充実しているし、私の周りでは使っている人が最も多い。使っている人が多ければそれだけ多くの人にわからないことを聞けるので、その点でもカシオがおすすめ。
選ぶときは、数学自然表示タイプや式通り入力表示といった機能を持ったものを選ぼう。これは簡単に言うと、高校まで数学や物理を勉強していた人にとってもっともスムーズに使える電卓である。他に標準タイプなどがあるのだが、これは大学新入生にとっては相性が悪く、とっつきにくい。理由は省くので気になったら各自調べてみてほしい。もし二代目のサブ関数電卓がほしくなったらこれを買ってみるのもいいかもしれない。
おすすめの関数電卓
迷いたくない、とにかく全部入りがほしい
もし面倒くさいことが嫌でお金に糸目を付けない(といってもそこまで高くはないと思うけど)なら、カシオのfx-JP900がおすすめ。
カシオ 関数電卓 FX-JP900-N 高精細 日本語表示 関数・機能700以上
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カシオのスタンダードなモデルの一番上位のモデルで、とりあえずたくさんの機能がついてる。もちろん複素数計算もできる。私の周りでも使っている人が多く、迷った場合はこれ買っておけば困ることはないんじゃないかと思う。私も持っていたんだけどなくしてしまった。関数電卓は意外と置き忘れたりするので名前は書いておこう!(マジックペンで書くのはちょっとダサいからテプラとか貼るといいかも)
個人的に白色で関数電卓っぽくないのがちょっとマイナスポイントかな?(個人の好み)
一番バランスが取れたモデル。基本的にこれを選んでおけば間違いない
最上位モデルはいらないけど使うかもしれない機能は一通りほしい…
そんなあなたにはカシオfx-JP700がおすすめ
カシオ 関数電卓 FX-JP700-N 高精細 日本語表示 関数・機能600以上
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モデル自体はfx-JP900のひとつ下になるけど、大学生が使う分にはこれで十分。fx-JP900からいくつかの機能が省かれたモデル。その省かれた機能はおそらく講義では必要ないと思うから、初めて買うモデルとしてはこれがもっともコスパがいいと思う。
関数電卓を初めて買う人は、予算と相談してこの2つのどちらかを選ぶのがおすすめ。使っている人も多いし、複素数計算機能を含めた必要な機能は揃っている。
ちなみに私はfx-375ESを使っている。今までの写真の電卓がこれだ。デザインが上の2つよりも技術者が使ってそうな感じだったので好き。そして今回紹介した中ではもっとも安い。お金をあまりかけたくない人はこれを選ぶのもいい。
カシオ 関数電卓 数学自然表示 394関数 10桁 fx-375ES-N ブラック
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ただしこのモデルには行列計算機能がないので試験で楽ができないかも。私の大学では電気回路の試験で行列式の計算があって、筆算でも解けるけど電卓があればミスなく素早く値を出せる。私はこの行列式の計算を筆算でやって見事に間違えた。こうしたことが不安なら行列計算機能がついたモデルを選ぼう。
まとめ
長くなってしまったけど、ぼんやりとでも関数電卓のイメージがついただろうか。関数電卓を初めて買う人は、fx-JP900またはfx-JP700のどちらかを選ぶのが私のおすすめ。関数電卓をしっかり準備して快適な電気電子工学科ライフを送ろう!
おまけ
もし大学の近くに電気屋があれば、同じ学科の人を誘って一緒に買いに行くのも手。親睦を深めるチャンス。
より多くの人たちと交流をしたい - ブログを始めたもう一つの理由
前回の記事ではブログを始めたきっかけや自己紹介について書きました。ブログを始めた理由は実はもう一つあって、今回はそれについて書いていきます。
切磋琢磨し合える友人は何処に
突然ですが、みなさんは同じ職場や学校などにお互いに高め合えるような同僚や友人はいますか?ときにはお互いに高め合い、ときにはでかい野望や熱い夢を語り合う…僕、正直言ってそんな同僚や友人がたくさんいる人がむちゃくちゃ羨ましいのです…
私は科学やテクノロジーの魅力に惹かれ工学部へと進みました。
大学へ入る前の僕は「大学へ入れば自分と同じような人がいっぱいいるんだろうな…楽しみだな…」といった淡い期待を抱いていました。
しかし実際に大学へ入学してみると、「科学やテクノロジーが好き!工学の勉強頑張ってます!」「バリバリ電子工作やプログラミングやってます!」みたいな意欲のある学生や、極端なところでは高専から大学へ編入学し高専時代に培った電子工作やプログラミングの知識を活かして大学やインターンでガリガリエネルギッシュに活動している学生とかって、そうたくさんはいないし、自分の大学の中だけで探そうとすると限られてくるんですよね。
ときどき大学や大学アカウントのTwitterで「科学やテクノロジー大好き!昨日のSpaceXのロケット打ち上げ動画みた??」とか振ってみてもなかなかアツい反応は得られないことが多い…工学部ってメカやハイテクが好きなオタクやミリオタの巣窟ではなかったのか!?
しかも私はサークルもアルバイトもやっていないので、大学でそういった友人と知り合わないとなるとほぼ他に手段無しなんですよね…大学の中だけで学生生活を送っているだけではそういった人たちと知り合える機会ってなかなかない…
私はまだ薄ぼんやりとですがやりたいこと、成し遂げたいことがあり、今はそれに向かって奮闘中です。だけど、その目的のためには英語の勉強を始めとして単調なことやキツいこともたくさんこなさなければならない…そんなとき、一人でやるのではなく、お互いに刺激を受けつつ切磋琢磨する友人が周りにいれば…なんて思うのです。
すごい人たちとお近づきになりたい
やっぱりたくさんのすごい人や面白い人と知り合いになるには東大とか早稲田慶應みたいな超有名大学じゃないと無理かハハ…なんてやってやさぐれかけた。というか一時期やさぐれた。だけど、得意のネットサーフィンをしているといろんな人がSNSやブログを通していろんな情報を発信していることに気づく…自分からどんどん凸っていけばええやん…
こうした思いも、ブログを始めようと思った一つの大きなきっかけなのであります。
というわけで、
- 大学で普段通りに大学生活を送っているだけじゃ知り合うことのできない、日本中のすごい人たちと仲良くなりたい
- 何も大学という狭い縛りで気が合う人を探さなくても、ブログやTwitterで自分からガンガン情報発信しつつ、それを好意的に受け取ってくれた人やお互いに高め合える友人を探せばいいじゃない…
こういった下心もこしらえつつ、そういった意欲のある方たちとブログを通していい刺激を受け、あわよくば交流もしていけたらいいなと思っています。
下にTwitterのリンクを貼っておくので、ぜひフォローお願いします!!
ブログで主に大学生活や勉強についての情報を発信していきます!
— 緒白ヒロ (@oscillohiro) 2018年3月4日
よろしくお願いします!
それではまた!